2級建築士の学科を合格したことが分かり、「このまま製図も受かってやる!!」と意気込み、7月から製図試験日の9月15日までブログそっちのけで、ひたすら図面を書いていました。。。

子供部屋を借りて、机だけを置いて取り組んでいました。

実際に書いた枚数は、途中で嫌になったのも含めて103枚。
休日は10時間。平日は毎日3時間くらい書き続けました。
そして、万全の状態にして製図試験に臨みましたが、結果はあれもこれもミスをして無残な結果に。。
「ああしておけばよかった。」「もっと問題を読んでおけばよかった。」など悶々と毎日を過ごしています。でもこの2カ月必死で勉強したことに関しては自分なりに誇らしく思っています。

思い出づくりも兼ねて、これまでの2か月間を振り返ってみました。
必死にトレース【7月~8月まで】
図面なんてほとんど書いたことがなかったので、まずはテキストを購入してひたすら解答をトレースしました。

購入したテキストは三冊。毎年発表されるテーマに即した練習問題が付属されています。

試験時間5時間内に、問題分を読み取り平面構成を考えるエスキスに1時間。残り4時間で平面図・立面図・伏図・矩計図を書かなければいけません。
なので、4時間以内に図面を書きあげる練習をしました。


最初の数枚はご覧の通りとてもひどいです。どんなに苦しくて嫌になっても書き続けました。



8月に入るころにはなんとか4時間で書き上げられるレベルにまで達しました。
必死にエスキス【8月~8月中頃まで】
一式書き上げるノウハウが分かったら、次にエスキスをひたすら練習しました。
これがとても苦手でした。。

ひたすら長い文章の中から情報を読み取って、すべての要望を満たした建物の全体像を考えます。このエスキスをもとに図面を書いていきます。
資格学校に行っておけば、エスキス方法やコツなんかを教えてくれるので、通えばよかったなぁと少し後悔。
5時間通して作図【8月中頃~試験当日まで】
試験当日までの残りの半月は5時間通しでひたすら練習問題を解いていました。


3時間半以内に全て書き上げられるようになりました。


娘たちにも応援してもらいながら。
2級建築士を取得している会社の上司にもアドバイスをもらって、とにかくひたすら書き続けました。
この頃は「ツライ」を通り越して、書かなければ落ち着かない、製図中毒になるほど書いていました。
模擬試験
試験当日の一週間前に模擬試験を受けてきました。

始めての模試。でも受験者は4人であまり緊張しませんでした。



模試が終わって採点してもらった結果、、79点。
合格ラインが80点だったので、ギリギリアウト。。
減点内容↓↓
- 駐車場の奥行が足りない
- 駐輪場が縦列で停められない
- 無駄に広い部屋がある
- 北面に夫婦寝室がある
試験まであと一週間。
試験当日
とうとう試験当日となりました。
早めに会場入りして、軽食を食べたり図面を書いて緊張をほぐしていました。
いよいよ問題が配られ、ベルが鳴って試験開始!!
緊張であせっていたのかエスキスがまとまりませんでした。
結果エスキスに90分も使ってしまったので、残りの時間3時間半で図面を完成させなければなりませんでした。
途中でミスに気付き、消しゴムで消しながらの作業は、お世辞にも綺麗な図面ではありませんでした。
それでも諦めずに書き続け、終了10分前になんとか書き上げました。
見直しする時間もないまま試験終了の合図が鳴りました。
不完全燃焼でした。
「もっと落ち着けばよかったなぁ。」「見直しする時間が欲しかったなぁ」と思いながら帰りの車の中で問題を見直してみると、やはり抜けや間違いを見つけてしまい、悶々と後悔が残ったままここ数日を過ごしました。
採点結果は…
後日、資格学校が無料で採点をしてくれるとのことで、エスキスを持って行き評価を受けてもらいました。

実際のエスキスです。
これが……

こうなりました。。。具体的な点数は分かりませんでしたが、やはり合格は厳しそうでした。
減点内容↓↓
- 入り口(シェアハウス側)のスロープ漏れ
- ホールがやたら大きい
- 東面のバルコニーの立面図書き漏れ
- 耐力壁の配置が悪すぎる
終わったことはしょうがないので、スッパリ切り替えていきます。
振り返ってみると、とても長く感じた2か月間でした。
自分なりにここまで努力したのは久々だったので、この経験を活かして来年こそは合格したいと思います!!
しばらくは試験を忘れてのんびり過ごします。
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